Hinokicho Park by 24-120mm f/4G

 家から歩いていける距離の東京ミッドタウンへ、歩けと言わんばかりの涼しい日に、楽してクルマで行ったら、罰が与えられて駐車場でちょっとコスってしまった。ヒィィ。小判がまた飛んでいく・・。それはさておき、オクトーバーフェストのビールを飲ませるイベントをミッドタウン裏の檜町公園でやっているので、僕はアルコールを飲めないが、つまみのドイツ料理目当てに行ってみた。右肩にはずっしりとD700Nikkor 24-120mm f/4Gを下げてである。しかし、日比谷でも仙台でも六本木でもOKTOBERFESTと銘打つイベントやってるが、もう阿波踊り並みの普及度である。
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[NIKON D700 + AF-S VR Nikkor 24-120mm f/4G @1/640sec. (f - 6.3)]

  • 雨が降っても柳が降っても・・。

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[NIKON D700 + AF-S VR Nikkor 24-120mm f/4G @1/125sec. (f - 8.0)]

  • 24-120mmも太いレンズだが、昔のビルと比べるとミッドタウンも六本木ヒルズもメタボだよな。敷地が十分あるから高くせずに太くするのだろうか。

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[NIKON D700 + AF-S VR Nikkor 24-120mm f/4G @1/400sec. (f - 4.0)]

  • 横からの光で難易度高し。やっぱり飛んでた。f/4.0で最短45cmだと、そこそこボケに関しては自由度がある。

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[NIKON D700 + AF-S VR Nikkor 24-120mm f/4G @1/2500sec. (f - 4.0)]

  • OKTOBERFEST だけに、ミュンヘン名物の白いヴァイス・ヴルストも出る。これは朝しか食べないソーセージだと、その昔ミュンヘンに行ったとき聞いたのだが。

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[NIKON D700 + AF-S VR Nikkor 24-120mm f/4G @1/125sec. (f - 7.1)]
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[NIKON D700 + AF-S VR Nikkor 24-120mm f/4G @1/800sec. (f - 4.0)]
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[NIKON D700 + AF-S VR Nikkor 24-120mm f/4G @1/400sec. (f - 4.0)]

  • ドイツ軍の将校の様に胸を張って、都会の鳩は人を怖れず闊歩する。

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[NIKON D700 + AF-S VR Nikkor 24-120mm f/4G @1/80sec. (f - 4.0)]

  • 静謐な空間に、よく見ると逆おしり型の椅子。人間工学的にもこの形は間違いでは無いかと。

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[NIKON D700 + AF-S VR Nikkor 24-120mm f/4G @1/100sec. (f - 8.0)]
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[NIKON D700 + AF-S VR Nikkor 24-120mm f/4G @1/80sec. (f - 4.0)]

  • そういえば、大学の講義をこういう90分間「耐える」という感覚になる硬い椅子で受けていたが、これを展示するMUJIはそれを主張したかった訳では有るまい。

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[NIKON D700 + AF-S VR Nikkor 24-120mm f/4G @1/80sec. (f - 4.0)]
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[NIKON D700 + AF-S VR Nikkor 24-120mm f/4G @1/60sec. (f - 4.0)]

  • 今日は、くっきり晴れて、夕焼けも月も都会にしてはクリアだった。今年はずっと暑かったが、ほんの数日ですっかり秋の風景だ。乾燥度が上がり、写真にもゴルフにも良い季節到来である。

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[NIKON D700 + AF-S VR Nikkor 24-120mm f/4G @1/125sec. (f - 4.0)]
 酔って行くと、「シンゴー!」と叫ぶ呪いが掛けられているという話の檜町公園で、酔っ払いイベントとは大胆だが、それなりに盛り上っていた。客層は殆どが30代以上と見受けられる。やっぱりミッドタウンとか、オクトーバーフェストとかが刺さるのは20代じゃないんだろうしな。僕が20代の頃は何をしていたんだろう。確かに余り六本木には来ず、下北沢辺りでラーメンすすっていたかもしれない。
 それと、24-120mm結構色のりが良いレンズである。やや線が太い気がするのが残念で、植物に寄って葉毛の一本一本まで繊細に描写する、といった絵には向かなそうだ。色と線の出方は、何となくタムロンのレンズみたいな印象である。あと、24-70mmの38cm程では無いが、全域で最短45cmは、そこそこ便利だ。寄れずにイラっとすることが少なく、ストレス無く撮影できるのも良い。AFも速め。FXの標準レンズとして際立った個性は無いけど、バランスの取れたレンズという印象を持った。
 ただ、元々持っていた24-70mm f/2.8Gの代わりになるなら、24-70mmを売って、70-200mm f/2.8Gに入れ替えるという案は、24-70mmがやっぱり良い為に沙汰止みになりそうだ。70-200mmは、リニューアルされたら絶対手に入れようと思っていたのに、何故かリニューアル後も食指が伸びない。写りは良いんだろうけど、1.5kgと重量級だし、最短が1.4mで前モデルからは多少改善したものの、やっぱり寄れない事もあって、何かこう萌えるものがない。また、手持ちの180mm f/2.8Dが760gと軽いのに、単焦点のさすがの写りだからというのもある。今回は24-70mmを売るというきっかけが有ればと思ったのだが、24-70mmが良すぎて、そうは行かなかった。ここまでウダウダすると、16-35mm f/4G、24-120mm f/4Gに続く小三元レンズの三番手で、70-200mm f/4Gが出るまでこの焦点レンジは買いそうに無い。このレンズの噂はどこにも出てないから、そもそも出るかどうかは判らないけど、キヤノンでは同じスペックのレンズが有って、760gと軽く、かつ最短1.2mと寄れる。これがニコンなりレンズメーカーなりで出たら必ず買うんだけどな。中望遠域が好きな僕としては、これこそ常用レンズになるかもしれない。なら、何でキヤノン機使わないのかって話だが、5D2のボディの軟弱さがどうにも好きになれないという事と、クルマとかカメラとかゴルフ用品とか時計とか、オトコ萌えのするブツはどうにもマーケティングの強い匂いを嗅ぎ取ると萎えてしまうという、それだけの話である。