ソフィテル・ザ・サイプレス名古屋

bohemian_style2006-02-12


スノボから帰って泊まったのは名古屋のソフィテルである。別にマリオットに2泊しても良かったのだが、レンタカーに荷物を全部詰めてしまうので、連泊するメリットも余り無かろうと、敢えて別の所にしてみた。
日本にACCORグループのホテルが出来てきたのはここ最近の事だが、建物自体はすごく新しいという訳でも無かったので、多分他のホテルを買収してリノベートしたのだろう。調べてみたら、センチュリーハイアット名古屋→ザ・サイプレス→ソフィテル・ザ・サイプレス、という変遷の様だ。総支配人の方はコーネリアンらしい。こういう事実を知ると、日本のホテル業界もグローバル化したな、という感じがする。
さて、このソフィテルであるが、正直マリオットよりもこちらを気に入ってしまった。どちらもベーシックな部屋に泊まったが、広さは30㎡前後で変わらず、調度はマリオットの方が豪奢だが、ソフィテルの方が値段が8掛以下であるし、全体的なトーン、テイストが抑制気味で品があった。
アメニティも、フランスらしくロクシタン。マリオットはボタニカルズで、これも良かったのだが、家でもロクシタンを愛用している僕はこちらに一票。
エグゼクティブルームは見ていないが、同じ位の値段のマリオットのベーシックルームとソフィテルのエグゼクティブルームなら、明らかに後者の方が価値があるだろう。
あと、気に入った理由の一つにそれ程大きなホテルでは無いというのが有るかも知れない。世界各地で色々なホテルに泊まったが、お気に入りはどちらかというと中規模以下の、そのホテル、立地なりの個性が出たホテルである。このソフィテルも名古屋らしさというのは無いが、柔らかい内装のテイスト、品のある調度、フレンドリーな接客と、支配人を初めとするスタッフ全体が同じ方向を向いているなという感じがした。