2009-01-01から1年間の記事一覧

新興国経済は世界を救う

ドバイショックを機に、もう新興国もダメだみたいな議論が横行したが、少し考えれば、外国からの借入に頼った国以外の新興国はドバイとは無関係なことは明らかである。その典型的な例は中国であって、かつて世界を支えた米国の消費は低迷しているが、中国の…

んー。

まじ忙しい。 やばい。エントリ更新してる暇もコメント返信する暇もない。ごめんなさい。 んー経済動き出したかな。そうだといいな。 息抜きに今日は鳥肌実「時局講演会」見に行きました。ライブの方が普通の芸人然としていて、毒度は低いが全然面白い。次は…

ドバイ・ショック

ああ、やっぱりという僅かな既視感を覚えるドバイ・ショックを機に円が急騰している。イスラム金融への対応が遅れ、金融的に中東から最も遠い日本が、質への逃避として買われたのである。リスクをとって、経済的関係を強めた欧米諸国が売られ、携帯同様に金…

ご清栄

仕事をしていて、倒産会社への手紙の書き出しはどうすれば良いかと聞かれた。僕が銀行出身なので、倒産会社への通知は山ほど出している筈と思われたらしい。宛先を聞くと、明らかにご清栄していない感じである。Yahoo!知恵袋には、かえって表現を変えるのが…

深夜の戦場

髪を切った。伸びすぎて、ここんとこ雨が多く、その度にバクハツ状態になるからである。美容院には暇つぶしに雑誌が置いてあるのが常だが、その時ふと髪をカットされながら目の前に積まれている雑誌を手に取ったら、「CUT」だった。こういうユニセックスで雰…

欲求不満日記、なんてのも発掘された様です。

おそらく最後の婚殺事件関連エントリだが、女がもう一つ書いていた桜の欲求不満日記という日記のキャッシュというか残骸が下記のリンクの通り発掘された。○Link to 桜の欲求不満日記○Link to 安心がほしい(12-Jun-06の女のエントリ) 本命なる彼との性生活へ…

鉄の忍耐

株の根拠無きリバウンド相場は終わり、日経平均は1万円を挟んだ攻防が続いている。GDPはリバウンドでまぁまぁな数字が出ているが、12月のボーナスの減少率予想を見ていると個人消費の動向は厳しそうだ。もちろん政府支出もサステイナブルでは無いので、個人…

E-P2 VS RICOH GXR

軽量コンパクトな一眼「ノンレフ」カメラ、オリンパスのE-P1を買う買う吠えている内に、E-P2という後継機種が出てしまった。EVFという電子式ファインダーが付いただけのマイナーチェンジだが、こちらの方がずっといい。やっぱりカメラは、ファインダー覗いて…

スイーツ脳男子

例の婚殺事件に関連して、2ちゃんを見ていたら、こんなコピペを見つけて爆笑してしまった。 置かれてる環境的に女の人と知り合うことは多いんだが、 なんかここ1〜2年、俺、30半ば毒スイーツ数人にたて続けに言い寄られてるのな。 で、冷静に考えると似…

銀行再々編

久しぶりに銀行の再編が相次いでいる。新生とあおぞらに続いて、住友信託に中央三井が統合を発表した。 銀行というのは基本的に規模の利益が大変良く効く業態なので、こういう似た様な銀行が統合するのは経営的なメリットが判りやすい。例えば、日本の銀行は…

私の話を聞いて。

なぜか、前のエントリに書いた婚活ならぬ婚殺事件が妙に気になり、なにやら白刃のきらめきが見えた様な現実感があったのは何故だろうかと考えていたら、思い出した。全然話は違うけど、女からのネット逆ナンみたいなのに迫られた事がかつてあったからである。…

侘びしい話続きで → かなえキッチン

結婚詐欺の末に4人6人抹殺したと思しき無職の女のニュースで持ちきりだが、本人ブログがまだキャッシュに残っている。infoseekを見ていたら、「かなえキッチン」というのが本人ブログだそうだが、cookpadの本体は消されているけど、一部はGoogleキャッシュに…

金くれ

最近、ネット乞食システムの「金くれ」というサイトを知った。お金が欲しい事情と振込口座を書いて公開するだけのサイトである。ここに書かれているお金が欲しい人のコメントが全部本当だとは夢にも思わないけど、寂しい話が大変多い。余り頻繁に見たいサイ…

ボロブドゥールへ。5日目:キャバクラゴルフ

今日は旅行の最終日である。早朝起きると、支配人が「サム ソート オブ ハード デイ」で残念だったな、と声を掛けてきた。exactly、という感じだが、僕が、せっかくの自分のホテルをほぼ寝て終えたことを不憫がった支配人は、ジャカルタのトランジット時間に…

ボロブドゥールへ。4日目:アマンジオ | Amanjiwo

さて、アマンジオである。ボロブドゥールを見終えた僕は、アマンジオに電話した。空港への送迎サービスが付いているのがアマンリゾートだが、僕は空港で無くてボロブドゥール遺跡に既に居るので、ここに迎えに来いという要望である。そしたら、遺跡近くのマ…

ボロブドゥールへ。3日目:アプローチ トゥ ボロブドゥール

日記自体は3日目だが、便宜上2日目の夜から始めることとする。ジョグジャカルタに着いた後の話は、ジャカルタの赤坂見附の話とは懸け離れているからである。 さて、ジョグジャカルタに到着後、特に宿を取っていなかった僕は、空港のカウンターに聞くことにし…

ボロブドゥールへ。2日目:人間の尊厳

朝起きたら微妙にお腹はユルかった。やっぱり昨日のサテが効いたのだろうか。マレー・インドネシア圏は4回目だが、お腹については4回連続当選、そろそろ副大臣も見えてきた頃合いである。ま、これを気にして旅行は出来ぬ。 [Nikon D90 / AF-S VR Nikkor 18-2…

ボロブドゥールへ。1日目:ジャカルタ安宿街

発狂しそうに忙しいのでシルバーウィークも突発的な仕事に備えて日本に居ようかと考えていたが、本当に発狂してもつまらないので旅に出た。行く先はインドネシア、旅の始まりはジャカルタである。今日はラマダーン最後の日でもあって、旅先を選んだ一つの興…

政治制度上の欠陥

前稿の続きである。○2009-09-02 民主が勝った選挙 前稿を書いててふと思ったのだが、「強く長期でコミットできる政権」を作るにあたっての最大の障害は制度じゃないかという気がしてならない。衆議院の平均任期は3年そこそこだから、3年に1度半数が改選され…

民主が勝った選挙

infoseekを見ていたら、日刊ゲンダイが、総選挙が一方的な結果になったことについて、精神科医の和田秀樹の言葉を引用しつつ「日本人はピンク・レディー世代以降は「勝ち馬タイプ」に変わった」と論評していた。周囲との同調を好むがゆえに、この世代はファ…

浜野ゴルフクラブ

ここんとこゴルフ会員権も底打ちしてきたので、気に入った所があれば、会員権を買って、ホームコースを定めても良いかなと思っている。実は、祖父からの相続で、実家の近くのメンバーではあるのだが、そこは行けて年2回がせいぜいという事もあり、気軽に行け…

宗教と政治

前回に続いてワンフレーズのお祭り騒ぎで衆院選が終わった。政治ブログでは無いので、結果については論評しないが、個人的にはベストというかベターをどう選ぶかという観点で、これまで以上に苦労した選択ではあった。さて、その衆院選の中で、ある意味注目…

オーバーパーの世界への復帰

オーストラリアのANZが英国の銀行であるRBSのアジアリテール網を買収するという報道が出ていた。金融危機後の回復過程としては、一つのマイルストーンだと思う。これまで、米系投資銀行を巡る再編や、ドレスナー−コメルツの様な国内固めをするM&Aから、つい…

DJ酒井法子

先週からこの話題で大騒ぎだったが、ようやく落ち着いてきて、今週からは職場の話題の主役も他に移りそうだ。しかし、この報道の過熱っぷりや、2ちゃんのスレッド乱立ぶり(僕はゴルフ板とデジカメ板しか見ないが、デジカメ板に「酒井容疑者をデジカメで」と…

レッスン備忘録

最近よくゴルフに行っている。一定の量的充実のお陰か、ようやく94が出て、アンダー100組の仲間入りが果たせた。始めたのは6年ほど前だが、Golf Digest Onlineのスコア管理を見る限り、ずっと年3-4回みたいなペースだったので、上達する筈も無かった。昨年の…

ニコンのカメラの作り方

今日、海外のカメラ噂サイトでは数日前から流出していたニコンの新カメラと新レンズが発表された。新レンズはともかく、新カメラは正直がっくしという感じである。D300sというカメラは、2年前に出たD300に動画が付いただけと言っても過言では無い。それもフ…

トンローの屋台街

暑くなってきたのでタイ料理に溺れたくなった。思い出す味はトンローの屋台街である。BTSのトンロー駅(Thong Lo)のほど近く、スクンビット・ソイ38にある。このソイの入り口が夕方になると屋台街になるのである。手持ちの「地球の歩き方」や「Lonely Planet」…

雲上の存在感

時事ドットコムを見ていて、両陛下が中国・九州北部豪雨に対して見舞いの言葉を伝えられたことを知った。昨年6月の宮城の地震以来の見舞いの言葉だという。○両陛下が山口、福岡知事にお見舞い /時事ドットコム 僕がスポーツのライブ中継以外には殆どテレビを…

Risky-transaction fees

今日の昼くらいに、アメリカにおいて、金融機関が高リスク取引を今後手がける際にセーフティネットの為の保険料徴収を考えているとバラク=オバマが考えているという報道が割と唐突に日経で流れた。先週くらいに流れていた規制案の中で、デリバティブ関連の規…

大雪山遭難と刑事責任

大雪山の遭難事件そのものについては、大変痛ましい限りであり、悲しい事件だと思うが、マスコミの論調の通り、ガイドやツアー会社がどこまで責任を負うべきかと言うと、微妙な感じがしている。こういった悲惨な出来事が起きると、誰かのせいにしたいのは当…