ロクシタンのシャンプー

bohemian_style2006-02-13


シャンプーとコンディショナーはロクシタンである。僕みたいな髪の短い男性に取っては、メリットだろうがロクシタンだろうが大差は無いのだろうが、髪を洗う度に感じる指通りのサラッサラ感とゴージャスな香りにはクラクラ来て、何千円とついつい払ってしまうのだ。

家にはリネンウォーターだとか定番のシアのハンドクリームとか、ロクシタン製品は多いが、このシャンプーはその中でも気に入っている。洗顔料をギャツビー系の500円位の洗顔フォームからDHCのフェイシャルソープに変えた時も衝撃を受けたが、シャンプーも同様で、パンテーンから前使っていたクリニークに変えた時も衝撃を受けたし、そこからロクシタンに変えた時も、値段なりの差は確かに有ると実感したものだ。

今は、デイリーにはロクシタン、週末はオリジンズのクレンジングシャンプーと使い分けている。オリジンズにも使うだけでハッピーになれるシャンプーが幾つも有って、ロクシタンオリジンズ、なかなか一つに選びがたく、ここ数年このローテーションだ。

写真は、スリーハーブスという系統のロクシタンのシャンプーで、これをいつも使っている。スリーハーブスは文字通り3つのハーブを配合したもので、写真のアンジェリカとアルテミジアの2つのタイプが有るが、両方使ってみて、個人的にはアンジェリカの方が香りも良いし、洗い上がりのサラサラ感がより強い感じがする。

また、僕の髪は割と軟らかく、ふわふわしてまとまりにくい髪だが、アンジェリカに変えた後は、結構以前よりまとまりやすく、かつ艶やかになった気がする。

副産物として、これがシャワールームに有ると、家を訪れた人々から、同棲している女性が居るのでは無いかというあらぬ疑いを受ける事がままあるのを除けば、非の打ちようの無い「お気に入り」である。僕の生活のリッチネスを支える一つと言っても過言では無い。

ちなみに、ロクシタンは、L'occitaneとスペリングするが、これは南仏を中心としたオクシタニという地方の意味を示す。南仏と言うと、明るい素敵な観光地というイメージがあるが、一方でオクシタニというと、パリを中心とした北部に抑圧されたケルト色強い南部、というイメージがある。このオクシタニからの視点で編まれたフランス史の本を読んだ事があるが、東洋人には新鮮な視点で面白かった。創業者はどのような思いでこの名前を付けたのか、興味深い所である。