本間ゴルフは再生するか?
いつのまにか本間ゴルフのスポンサーは決まっていて、再生計画を提出し、2006年1月18日に認可決定していたらしい。2005年6月20日に民事再生法の申立、同27日の開始決定からすると、11月30日のスポンサー契約のDA締結はちょっと遅い気もするが、直販主体のビジネスモデルなので、民事再生法後もトップラインの落ち込みがそれ程シリアスでは無く、時間を掛けられたのだろうか。スポンサーは、日興アントファクトリーとマイルストーンターンアラウンドマネジメントである。
僕もゴルフする人間として何となく民事再生法申請後の動向には注目していた。何でも、この民事再生法申請後のスポンサー選定プロセスは、勃興中の若い業界であるプライベートエクイティやプリンシパルインベストメント業界の中にも勿論居るゴルフ親父達の心を躍らせたらしく、業界は、壮絶なオークションだったという噂で持ち切りだった。簡単に言えば、「おやじ案件」だったと言えるだろう。オーナーが決まってどう変わっていくだろうか。残念ながら、僕には本間のゴルフクラブは高くて買えないので、クラブの質は判らないが、ブランド戦略とか、そんな所は、一ゴルフファンとして注目していきたい。