Tokina 100mm MACRO

 D50と、SIGMA DC 18-200mmが僕のデジ一眼デビューの組み合わせで、色んな写真を撮った。特に不満も無かったのだが、このレンズがD80とイマイチ相性が悪い。暗い所や青空で、AFが相当迷うのである。もともと難しい被写体だからD50でもビシビシ決まる感じでは無いが、ちょっと悪化した感じがする。加えて、D50だとほぼジャスピンだったのが、D80だと組み合わせの妙で前ピン気味になってしまったので、D50とSIGMA DC 18-200mmの組み合わせで手放す事にした。幸い、会社の先輩がデジ一眼購入を検討していたので、ヤフオク過去1ヶ月のメジアンを参照して、里子に出した。
 そうすると、予約したNIKONの70-300mmはまだ発売にならないので、望遠域をカバーするレンズが無い。週末三連休で、ツーリングにでも出ようかと思っていたこともあり、望遠域のレンズを一本買うことにした。望遠の単焦点というのは、ポートレイトや飛び物を取らない僕には余りに用途が限定されるし、望遠ズームは暗いか重いかなので、思案の末にマクロレンズ購入とあいなった。Tokina(トキナー) 100mm F2.8 MACROである。正式名称は、AT-X M100 PRO Dと、味もそっけもない。
Statue of Ghana
[NIKON D80/Tokina AT-X M100 PRO D]

  • ガーナの木彫りの人形。細いシルエットに憂鬱なまなざし。マクロレンズらしい、とろける様な幻想的なボケ具合。

 中望遠マクロというと、TAMRONのがメジャーの様だが、このTokinaのもそこそこ評判がいい。また、いずれ人撮りをやってみようと思うので、85mm F1.4などのポートレートレンズを買うことになりそうだが、これとTAMRONの90mmは焦点域がかぶるので、もう少し長めが良かったからである。NIKONは105mmマクロレンズVR化(手ブレ補正レンズ)しているが、これは800g近くて、ちょっと僕には重かった。標準ズームで500g、マクロレンズで500g、の計1kgというのが持ち運びの限界である。ちなみに、Tokinaのレンズは初めてである。なかなかクラシカルで重々しいデザインがよろしい。
Tokina Macro
[NIKON D80/SIGMA 50mm F2.8 DG MACRO]

  • こいつがブツ。撮ったのはもう一つもっているマクロレンズであるSIGMA50mm。虫撮りとか、被写体に近付くと逃げるので遠くから撮りたい場合を除けば、デジではこれ位の短いレンズの方が、手ブレしなくて使いやすい。ただ、左下の光点を見る限り、微小な二線ボケ傾向がある。余り気にならないが。

 週末、土曜は房総にドライブ、日月は北方にツーリングに行こうと思うので、TAMRON A16 17-50mm F2.8とこれで、F2.8通しでパチパチと撮ってこようと思う。その前にガーナの写真整理というのも有るのだが・・。