須磨須磨。

スマスマはスマスマでも神戸の須磨に行って来た。大阪出張のついでである。我々の様なバイアウトファンドは、基本的に不動産ファンドや村上ファンドの様に、資産価値に着目したアービトラージディールは余りやらないので、あんまり資産売却を行ったりはしないのだが、いま関わっているディールはそこそこノンコアに位置づけられる資産や事業が有るので、その売却・リストラを行っている。須磨にはその対象物件の一つが有るので、ついでに実査に訪れたのである。
須磨は海岸に急峻な丘が迫り、金持ちはこの丘の上から瀬戸内海を眺めて暮らしている、そんな街だ。隣町は源平合戦の一の谷であり、ビーチは関西で最も有名な白砂青松の須磨海岸である。実査ついでに、ぷらぷらとしてみたが、なかなか面白い街だった。西の古くから有る都市らしい落ち着きがある。


・突如として姿を現した古い洋館。洋館という言葉は既に死語だと思っていたが、どっこい生きている。
[SHARP 904SH/35mm F2.8]


・壁一面の蔦植物。904SHのカメラは携帯にしては秀逸だが、白飛びしやすいのと緑かぶりが有るのが難点。こういった図柄が一番難しい。
[SHARP 904SH/35mm F2.8]


・蔦が電線を駆け上がる。極みに達した時何が起きるか気になる。
[SHARP 904SH/70mm F4.0]


・住宅地の中に突如としてこの様なクラシックな壁が現れる。金持ちの家なのだろうか。
[SHARP 904SH/35mm F2.8]


・丘を降りて、2号線まで出た。気持ち悪い位綺麗にバイクが並べられている。坂のある町にはスクーターが必須だ。
[SHARP 904SH/35mm F2.8]


・実に良い色彩だと思った。
[SHARP 904SH/35mm F2.8]

写真を撮ってたのは僅か数分間で有ったが、なかなか撮りたいものが色々と見つかる街だった。久しぶりに西を訪れたが、やはり西は良い。僕はどちらかというと東の生まれだが、どうも関西や九州など、西の街の方が性に合う。人々が生きているリズム、深く根付いた歴史、鮮やかな太陽。いろんな要素が有るが、僕は何故か西に惹かれる。

さて、週末は津軽である。今日、ついついTAMRON A16 17-50mm F2.8を買ってしまった。家でピントチェックしたが、D50と合わせてジャスピンである。楽しみだ。