夏の風景
写真学校の卒業課題のテーマが、「夏××」である。
とりあえず夏に出歩けば、夏っぽいのが撮れるかと思い、ぷらぷらと実家の周りを散歩してみた。といってもバイクで行ったのだが。
[NIKON D50/TAMRON A16 17-50mm F2.8D]
- 夏空を撮ってみる。写真の出来は気に入っているが、今日は高層雲が多かったので、どう見ても秋空だ。
[NIKON D50/TAMRON A16 17-50mm F2.8D]
- もう少し赤みがかった光で、薄着だったら夏っぽいのだが、単に光量が少ないだけだと、冬の寒々しい光景に見える。
[NIKON D50/TAMRON A16 17-50mm F2.8D]
- 幾何学性を感じる並び。その向こうには茶畑。静岡の台地の風景だ。
[NIKON D50/TAMRON A16 17-50mm F2.8D]
- 何に使うのか、木が切られてストックされている。何となく切られた無念さが伝わってくる。
[NIKON D50/TAMRON A16 17-50mm F2.8D]
- 日本は美的センスに乏しい国だが、この水門の色使いは悪くない。
[NIKON D50/TAMRON A16 17-50mm F2.8D]
- 僕が生まれた町の風景。生まれた頃は遠くに並ぶ家々も無く、一面の水田だった。人は増えていないが都市化は進む。答えは核家族化による人口増なき世帯増である。
とりあえず、写真は撮れたが課題に合致していない。静岡の海は荒々しい黒潮洗う海なので、海で撮ると日本海の冬みたいな風景になってしまう。さて、どこで撮ったもんか。結構まじめに悩ましい。関西なら夏の風物詩は京都に行かずとも山の様にあるが、歴史と文化に乏しき東方では、なかなかぴったしこない。ちょっと真面目にやらなければ、まずいかも知れない。