大丈夫でしょうか・・。

深夜に速報が入ったアメリカの旅客機墜落の件である。

ケンタッキー州で旅客機墜落・49人死亡か
米東部時間の27日午前6時(日本時間の同日午後7時)すぎ、ケンタッキー州レキシントンブルーグラス空港近くで、デルタ航空系列の航空会社が運航する小型旅客機が離陸直後に墜落し、乗員乗客49人が死亡したもようだ。米運輸安全委員会(NTSB)など当局が調査を開始した。テロとの関係を含め墜落の原因は不明。米メディアが一斉に伝えた。

○NIKKEI.NET

どうも邦人の方の名前が搭乗者名簿にあるらしい。レキシントンは、ケンタッキー州中央部の中心都市で、グレーター・レキシントン・ディストリクトと呼ばれる広域エリア内に、トヨタの米国工場が有ることで知られている。ここは、TMMK(トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ケンタッキー)という子会社が運営しており、北米におけるトヨタの最大生産拠点である。ふと、知り合いのトヨタ関係者を思い出して不安になった。
米国でレキシントンというと、世界史選択者はレキシントン・コンコードの戦いを思い出してしまうが、そのレキシントンとは違う場所である。ちなみに、プリンタのレックスマークレキシントンにあるが、社名が都市名に由来しているかどうかは知らない。
また、墜落したのがcomairというのも不安を助長する。comairはデルタ航空の子会社で、当該便の行き先はアトランタだ。アトランタは言わずと知れたデルタの本社のあるハブ空港である。
デルタ航空と言えば、またトヨタを思い出す。今はこの路線は無くなってしまったが、かつては、デルタ航空の名古屋−シンシナティ便というトヨタ/TMMKの為に開設された様な空路が随分と長い間存在した。シンシナティのあるオハイオ州ケンタッキー州と隣接しており、レキシントンに行くには、シカゴやL.A.を経由するより時間的に優れている。よって、昔からTMMKに関わっている人は、デルタのマイレージをメインにしている人が多く、名古屋−シンシナティが無くなってしまってからも、東京発着のデルタを引き続き使っているケースがある。
安否確認のメールを打ってみたものの、考えれば考えるほど、不安にかられてしまう。無事であればいいが。
最後に、亡くなられた乗客の方々のご冥福をお祈りいたします。