人生ゲームM&A編

bohemian_style2005-07-25


M&A業界の人が集まって、タカラから発売される人生ゲームM&A編のプロトタイプを遊び、色々とツッコミを入れるという会に行ってきた。

場所は神楽坂である。神楽坂まではtaxiなら15分で余裕、と思っていたら・・今日は神楽坂はお祭りの日であった。運が悪い。

ゲーム自体は、人生ゲームとカードゲームを組み合わせた様な感じである。モノポリーにおける土地の様に貯めたお金で場にある企業を買収していき、また相手が持っている企業に買収を仕掛けられる。なかなか面白い。

人生ゲームの面白さってのは、ルーレットのドキドキ感とスゴロクの様にどんどん前に行ける爽快感の組み合わせだと思うが、M&A編はどちらかというとじっくり進んで、企業を買い集めたり、買収合戦の時のカードを集めたりしないといけないので、面白さのツボが若干違う。

このプロトタイプでは、「企業価値をあげる」という概念があって、何らかのイベントで企業価値が上がるといきなり手持ちの企業の価値が倍になって、ゴール後の点数計算にぐっと有利になる。あと、場にある企業は業界別になっているのだが、どうせなら、IT企業は企業価値は上がりにくいが、あがると10倍になるとか、業種ごとに癖を付けるとより複雑性が増していいかなと思った。そもそも人生ゲームのスピード感はスポイルされているので、このカードゲームの要素を増やした方が面白さは増すと思われる。

しかし、M&A業界の人ばかりと聞いたので、いやーな感じの会を想像していたが、むしろFAは少なくて、IRコンサルティングとか、アナリストとか、ヘッジファンドとかキャピタルマーケット絡みのスカッとした人が多くて、大いに盛り上がった。FAだと細部に凝って、分析とかしだして、よりマニアな雰囲気になっただろう。