イラン戦

bohemian_style2005-08-17


横浜国際に日本 VS イラン戦を見に行った。

お互い既にワールドカップ出場を決めているので、のどかなものだが、やはりイランというと「恐るべきライバル」という感じがする。中韓だととにかく負けて欲しくないと思うのだが、イランなら負けても良いゲームだったら、それで良しという気分になるのは不思議だ。

僕は、サッカーどころ静岡の生まれなので、やはり高原とか小野が気になるのだが、ユニはアレックスである。周りを見てもアレックスユニを着てるのはすごく少ない。前のワールドカップ、トルコ戦で極めて惜しいフリーキックを外した瞬間のなんとも言えない表情のアレックスを見て、なんとなく個人的には好きになったプレイヤーである。もちろん明徳義塾時代からそのクロスやドリブルはよく知っていたのだが。

試合自体は、かなり日本がホームということも有って、優勢であった。ゴールは加地。それまでダメダメで、加地ー!と怒鳴っていたのだが、さっくりゴールを決めてしまった。その後は千両役者の大黒。久保なきあと、日本の9番は彼しか居ないと思う。高原は上背はあるが、どちらかというと11番のプレイヤー。2トップなら大黒・高原で大黒が前に居た方が機能しそうだ。

試合はこのまま日本のリードで終わるかと思いきや、ダエイがPKを決めてイランが一矢をむくいた。さすが伝説的プレイヤー。もし僕が三木谷さんだったら、神戸は3トップで、カズ・ダエイ・ハオハイドンで行くな、絶対。オールドファンなら涙するでしょう。

さて、ひるがえって日本代表はどうなんでしょう。今の世界の趨勢はアルゼンチンやメキシコみたいな、状況に応じて3バックでも4バックでも戦える、フレキシブルかつインテリジェントなシステムだと知りながらも、ついつい3バックで大丈夫かーと思う。

ベストイレブンはこんな感じか。4−2−3−1で、バックは左から相馬・中沢・松田・市川(三浦淳をコンバートしても)。ボランチは、小野・福西。トレクワルティスタは、左から本山・俊輔・大久保で、トップは大黒。代表を見ていると、いつもフィーゴとかギグスの様なウィンガーが少なくて、パサーに偏ったMFが得点力不足の元凶の様な気がしている。この布陣ならサイドからガンガンクロス入ったり、ドリブルで切れ込んだりできるから、相当おもろいと思う。監督は、ソラリかな。いま何しているのか。