マランツ CR101

CR101



寝室のオーディオはずっと不満だった。これまでは、BEARMAXのNE-393を使っていたけど、音が悪すぎるのと、重要な機能である目覚ましが余りに音が大きくなり過ぎなのである。


個人的な問題として、後者は非常に重要で、余りに音が大きくなると目覚まし時計と同様に叩き消してしまうので、用をなさないのだ。ラジオが適切な音量で鳴り続けるというのが僕的には正しい目覚ましの姿で、これによって徐々に目が覚めて、いつか寝るのを諦める、というのが望ましい朝の姿である。


あと音も安物だからひどいもんで、リビングにあるメインオーディオシステムの B&W703 と比べようとは誰も思っちゃいないが、レベル的には業務用のワゴン車のモノラルスピーカーと然程変わらない。


しかし、NE-393は唯一デザイン的には安い割りにソリッドで良く、部屋の絵的な収まりは非常によろしくて、この点が引っかかって、なかなか代替機種が見つからなかった。bang & olufsen という選択は常に有ったが、音楽は基本的にリビングで聴くので、目覚ましに10万円も払うのはいかがなものかと思われ、このイシューはずっとペンディングだったのである。


そんなこんなしている内に、ふらっと白金はラディソン都ホテルの前のインテリアショップ、Devant に入って見つけて、そのまま買ってしまったのが、Marantz CR101。Devantは、スペーシャスでいい店だが、僕の中で坪効率が気になる店No.1の座を、BARNEY'S NEW YORK横浜店と競っている名誉ある店だ。


それはさておき、話はCR101なのだが、とにかくかっちょいい。音がいい。リーズナブル。BOSEのウェーブレディオ/CDには流石に及ばないが、それでもストリングス中心に綺麗な音が素直に出る。低音はやや人工的な感じがするが、及第点だろう。MAKAI、デューク=エリントン、バーンスタインと全然タイプの違う音を聴いてみたが、それなりに満足できた。PCにつけている ONKYO WAVIO よりいいかも。


小さいのもよろしい。今後10年くらいは寝室の主となってくれそうだ。


探したらITmediaにも記事が有った。


マランツ、リビングや寝室にもマッチする高級感あるCDプレーヤー


まさにベッドルームにはまる、夜のステレオである。