独身ですが。

 1週間に2度もカラオケに行ったのは何年ぶりだろうか。火曜日に某大手リーガルカウンセルとのカラオケ対決があり、本日金曜日はファンド内での諸々お疲れ様会である。学生の頃は、暇なときは4人いれば麻雀、2人以上3人以下ならマルチプレイボンバーマン、1人ならスペースシャワーTV鑑賞という感じだったので、最近の曲を歌うのも訳は無かったのだが、最近は音楽番組なんぞ見ていないので、非常に厳しい。火曜日に歌われて初めて、DJ OZMAなる存在に気が付いた位である。スペースシャワーTVと言えば、当時はまだビンゴボンゴというラテンミュージックのバンドやってた無名時代のユースケ・サンタマリアトータス松本がVJだった夕陽のドラゴンや、これまた無名時代のBONNIE PINKがかなりキレたトークをVJとして繰り広げたyo-hoとか、10年前にはしぶーい番組があった。DJ OZMAは、紅白出場にあたって、「昔の紅白で吉川晃司がギター燃やした時、次の順番だった河合奈保子の呆然とした顔が忘れられない」とかコメントを出していたが、当時の夕陽のドラゴンで、まだ出たてでクールなイメージだったスパイス・ガールズが出演するなり、暴れまわってセットを壊しまくった時の、慌てたユースケとトータスの顔も僕は忘れられない。
 そんなこんなで話はBONNIE PINKに戻って、A Perfect Skyなんかを熱唱してみたのだが、過去12ヶ月に出た曲で歌えるのは、これ含めて数曲というひどい状況である。40歳前後のパートナーが、DJ OZMAやらオレンジレンジを歌えるのを見て、ちょっと反省する。普段Black Eyed Peasとか、FreeTempoとか聞いてても、こういう時活躍できんのよね。接待もあるだろうし、普段聞かない音楽でも、ネタはプロアクティブ仕入れておくのが、大人のたしなみだろう。僕の中でオレンジレンジは、上海ハニーからアップデートされていない。ま、街角で耳をそばだてている限り、上海ハニーよりいいなと思う曲は出ていない感じがするが。
 あと歌ってて年食ったなと思ったのは、昔の曲歌ってあれっと感じた時だ。

  • trfが一曲踊れず、2-3分で息が切れてしまう
  • X Japanの最高音域が出なくなった

 結構どうでもいいことだが。Xなんて15年ぶり位に歌った様な気がする。久しぶりに触れると、音楽としてはサイテーな事がよく理解できる。なんで当時NHKにバンバン出てたのかかなり謎である。あと、エイベックスの音楽をこれまた物凄く久しぶりに聞いたので、ふとヴェルファーレが閉店するまでに一度は行って終わりを見届けようかな、と思ってしまった。インクスティックやゴールドみたいな大バコが閉まって、芝浦はさびれてしまったけど、ヴェルファーレが閉まっても、六本木はさびれるまい。ただ、嗜好が細分化する時代になって、大バコというスタイル自体が廃れたのだろう。いや、agehaみたいな大バコは生き延びているから、どちらかというと、六本木に来る人種が少し変わったのかもしれない。ヒルズが出来て、泉ガーデンタワーもあり、赤坂にも大きな再開発が進んだ。また、ミッドタウンももうすぐ完成である。こういう近隣のオフィスビルの完成と共に、六本木の個性は少し薄れて、普通のビジネスマン、OLの色が少し増えるのだろう。
 帰り際、既婚の同僚が「今くらいカネ持ってて独身なら楽しかったのになー」と叫んでいた。うむ。独身だが、それ程楽しくは無い。条件に、「イケメンなら」を更に付け加えておくべきであろう。



○ついしん
 珍しく今日は完全日記なので、ついでに。日経ブロードバンドニュースで見た、マツダCX-7なかなか格好良い。マツダとスバルは日本初のプレミアムカーメーカーになれると思うのだが、大衆車でベースロード稼ぐか、或いはプレミアムセグメントをもう少し値上げできないと成り立たないのかな。あと、日経ブロードバンドニュース、最近の佐藤温子キャスターはなかなか現代っぽい顔立ちでよろしい。ゆるふわのフォワード巻きも似合っている。前の町田裕美キャスターも、不細工だとは思わないが、面長なのと鼻筋が通りすぎなのとで、たまにアカギの鷲巣とか、カイジの会長とか、福本伸行漫画の悪役じじぃを思い起こさせ、それは余り男性として歓迎すべき連想ではなかった。

ざわ・・